
計測方法

- スタート前にタイマーの電源※STARTボタン(図のA)を押します。
ディスプレイに下図のように表示されます。 - スタート地点設置されたのマグネットバー上を通過すると、磁気を感知し、自動的に計測を始めます。
- ゴール地点のマグネットバーの上を通過し磁気を感知すると、自動的にタイムが切れます。計測を終えるときは、※②MEMORY CLEAR ボタン(図のB)を押します。

本体にメモリーされたタイムを見るときは
- 計測が終了したらMEMORY CLEARボタンを押し、次にMEMORY LAP RECALLボタンを押します。
- MEMORY LAP RECALLボタンを押すごとに、記録された順にタイムが表示されます。
クロスバーを利用したトレーニング
部分計測によるトレーニング

スタートダッシュのトレーニング
スタート直後の2~3旗間だけのタイムを計測することにより、スタートダッシュのトレーニングをすることが出来ます。スタートを計測すると,1本1本に集中力が生まれ、大会のスタート時に近い緊張感のあるトレーニングが出来ます。
一定区間のタイム計測トレーニング
高速系種目のトレーニングの際、大半径ターンから緩斜面まで、またはプレジャンプから急斜面のS字までなど区間を決めて部分的なタイム計測を行うと、苦手な区間を客観的に把握することが出来ます。また、部分計測なら区間ごとのライン取りの違いによるタイムの差を知ることができるため、より的確な滑走ラインをきめ細かく確認することが出来ます。
その他にも多彩に活用できる
- スノーボードのポール競技に。
- ワックステストやスキーテストなどに。
- クロスカントリーのタイム計測に。
スキーの設置方法(センサー下向き用の場合)


★マグネットバーを雪に埋める場合に埋めすぎ防止の為に底板を入れると良い。
注意:ゴールしたらすぐにタイマーのMEMORY CLEARボタンを押してください。計測を止めるボタンです。(計測を止めずにそのまま動き回ると,磁気を感知し作動してしまうことがあるため)
スキーの設置方法(センサー横向用の場合)


★マグネットバーは旗やポールんなどに固定して設置してください。
製品の特長
この計時システムは従来のストップウォッチのようにスタート・ストップボタンを押すことなく計時できるシステムである。

本システムの概要
- スタート地点とゴール地点に永久磁石を埋め込む。
- 競技者がタイマーを装着し、スタート地点を通過する。
- タイマーが磁気を感知し自動的に作動する。
- 競技者がゴール地点を通過する。
- タイマーが磁気を感知し自動的にとまる。
製品の新規性
従来製品に比した本製品の新規性は、競技者自身が計測者なしで計時できることだけでなく,正確なタイムが即時
見ることができる。そのうえ従来のものより安価である。
従来の場合,正確なタイムを計測するには光電管のような大きな装置をスターとゴール地点に設置しなければならなかったが,このシステムを利用すれば設置も簡単にでき、安価で正確なタイムが計測できる。
スピードスケートで使用する場合
アイススケートのトレーニングで使用する場合は、リンクの氷の中にマグネットバーを埋め込み(下図参照)、タイマーを腰に装着し計測します。

ラップタイムを計測する場合は、スタート・ゴール地点にマグネットバーが1本あれば計測できます。マグネットバーを複数使用し、コースを何区間かにわけると、スプリットタイムを計測することができます。
図では5区間のスプリットタイムを計測する場合のマグネットバーの設置例です。
マグネットバー(磁石)
寸法:幅15m/m×20m/m×長さ(リンクの幅)
タイムは、1/1000秒で計測され、1/100秒で表示されます。
パーソナルタイマー・スケート使用例
100mで20mのスプリットタイムを計測する場合

上図のように,マグネットバーを20m間隔に6箇所に設置します。上記の計測をする事により競技者の練習すべきポイントが明確になり,計測者が居なくても競技者独自で簡単に計測する事が出来ます。
スタートダッシュの場合

図のように、マグネットバーをスタート地点に設置します
上図の方法により,スタートダッシュ時のタイムが計測でき,その結果によってスタートが遅い人の課題が,「スタートの合図に対する反応」や「スタート直後の動き」など、トレーニングの課題をより明確に把握することが出来ます。
マグネットの設置方法
スケートの場合下図のようにマグネットバーを氷の中(深さ約10cm)に埋め込みます。
この磁石は、永久磁石です。

設置場所
スタート地点とタイムを計測したい場所にマグネットを埋め込みます。
設置後はタイマーを装着すればすぐに計測できます。電源も不要です。