製品の特長
- これ迄不可能だった単独での自動計測が正確に出来る。
- マグネットバーを通過するだけで正確なタイムを計測出来る。
- 手間をかけず複雑な操作を必要としない。
- マグネットバーを設置するだけで電源は不要。
従来の製品
- 測定用専用機器(光電管など)を設置しなければならなかった。その為それには相当の手間と費用が掛かってしまう。
- 往来の計測器では計測者を必要としなければ競技者本人が正確なタイムを計測する事は不可能であった。
- 光電管式では天候の影響を受けやすく野外での計測には障害があった。
- 競技者以外の者が同じコース内に入ると計測が出来ない。
- ストップウォッチを使って自分独自で計測する方法では競技者本人が押すため誤差が出てしまい一定ではない。
新製品
- 電源は不要です。
- マグネットバーをコースに設置するだけでタイム計測が出来る。従来競技者本人が各種(ラップ・スプリットタイム)の計測を単独で行える。
- 天候の影響を受けにくい。
- 競技者以外の者がコースに入っても無関係に計測が出来る。
- 競技者はパーソナルタイマーのスイッチを入れて,マグネットバーを通過するだけで正確なタイムの計測が出来る。
環境設定について
環境設定は磁気センサーがマグネットバー以外の磁気の影響を受けないよう計測する場所に合わせて感度を設定します。環境設定をしないで計測すると磁気センサーの感度が良すぎてしまい磁気を感知しやすくなるため,正確なタイムが 測れないことがあります。
※誤動作しないために,ご使用の前に環境設定は必ず行って下さい。
環境設定をするときの注意点
①図の様に腕を上げたとき,タイマーの液晶面をしっかり下方向(地面)に向けて下さい。腕を下げた時は②図のように液晶面を上方向に向けて下さい。これを素早く2・3回繰り返してください。
環境設定が終わるまでSTARTボタンはずっと押し続けてください。ボタンを押し続けていないと計測画面になってしまい環境設定ができません。必ず環境設定ができたか確認してから指を離してください。
※上記の点をしっかり行わないと環境設定が出来ていない場合ありますので注意して下さい。
計測後の注意
計測終了後は必ず真中の“MEMORY CLEAR” ボタンを押して計測を止めてください。ボタンを押さないうちにベルトをはずしたり動き回ったりすると,誤動作することがありますのでご注意ください。
パーソナルタイマーの使用例
100mの20mごとのスプリットタイムを計測する場合
図のように,マグネットバーを20メートル間隔に6本立てます。ここでは,区間A~Eの各区間のタイムを出します。
効果
右記のような計測をする事により,ランナーのウィークポイントとする位置(距離)が明確に出されるので,トレーニングに役立たせることが出来ます。
走り幅跳びの場合
図は1999年9月25日にNHK教育テレビ『スポーツ教室』にて放送された際の実施例です。
踏切手前2mのタイムを計測し,その走る速度を割り出し,速度と跳んだ距離の関係を調べる方法です。
図の方法では,ランナーはどの位置からスピードを加速すれば踏切時のスピードを上げられるかを簡単に計測でき,スピードと飛距離の関係がわかるのです。
★その他,スタートダッシュ等の瞬発トレーニング・連続トレーニング等にも,利用出来ます。
効果的な測定方法
ランナーは加速するとカラーコーン(マグネットバー)から離れようとする傾向があるため,磁気を感知する距離から外れてしまいがちです。
そんなときは,図のように感知距離にハーフコーンなどを目印として置くと感知距離から外れることなく効果的に計測できます。
感知距離とはパーソナルタイマーの磁気センサーがマグネットバーの磁気を感知できる距離のことをいいます。
感知距離 … マグネットバー強力タイプ / 約90cm
測定事例
入学試験の実技テスト
- 設置が簡単
- 正確なタイム測定
スポーツ選手のトレーニングなどの研究
- 電源が不要
- 単独での自動計測
学校の体育授業・クラブの練習
- 測定時間の短縮
- 操作が簡単
こんな使い方をすればマグネットバーの磁気がパワーUP!
図のように両側にマグネットバーを置きます。このように置くことにより、磁気の距離が伸びます。通常の置き方で計測したとき、どうしてもコースからははずれてしまいうまく計れないという方はこの方法をお勧めします。
図のAは、走者の左側から見た図です。
タイマーの向きは、必ずマグネットバーの赤いラインの方を向くように腰に装着します。(右側にタイマーを装着したときはマグネットバーの向きを逆にします。)
マグネットバーの向きは図のBのように、赤いラインが2本とも同じ方向を向くように設定します。